例えば、ほんの気紛れのように。

丸い瞳を精一杯こちらに向けるその姿
どこか泣きそうな表情はまるでこちらが悪人のようだ

いつもいつも大っ嫌いなアニスの側にいた
その怖そうな大きな人の立ち姿にいつの間にか目がそらせなくなって

お願い、があるんです…

はい?

そんな小さな彼女の絞り出す声
知らずに震えた声に返された珍しく疑問の声

空気が震えて
願いは小さく奏でられ

やれやれ、なんて
大袈裟なぐらい肩を竦めて
困ったようにそれでも仕方無く

貴方のお友達と一緒はご遠慮しますよ?

やっぱりアリエッタが思ったとおり
この人は本当はきっと

ありがとう…です。








優しいのかもしれない――…


日差しの中、彼の香りが鼻をくすぐって
膝の上で、あたたかい所で

木漏れ日の下、流れる髪が微かに眩しくて
膝の上の、確かな体温を知って


今日はお昼寝日和。





―――
相互記念devilboy様に捧げます。
ジェイドとアリエッタです。
…初挑戦にてすみませんっ。
愛は込めましたv
駄文は双方の独白として下さい。

ご本人様のみお持ち帰りサイズ変更可能。

樹刀
08.10.6


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